【実食検証】話題の“大豆ミート”を使った肉まんは、普通の肉まんと味の違いがあるのか?
こんにちは、きまぐれに登場するライター「きまぐれ肉まん」です。
さて、秋・冬は、各コンビニやメーカーの肉まんを食べ比べていたせいで、大忙しだった筆者ですが、最近気になる商品を発見した。
それが、「大豆ミートまん」
突然ですが、“大豆ミート”に対して、みなさん、どう思いますか?
筆者としては、やはり、お肉の命は、肉汁。
そう、あのジュワーっとした肉汁あってこそのお肉。
グルメレポーターがお肉の料理をレポートするときにも、
「肉汁がジュワーーーーっと出てきます」
と必ず言いますよね。
肉汁表現がダメになってしまったら、某有名グルメレポーターも困惑です。
そう、お肉料理やお肉を使った商品に大切なのは肉汁なのです。
そのため、各メーカーから大豆ミート商品が出ていて、コレステロールやカロリー面でも良いだろうとは思いつつ、これまで、筆者は一切手を出してこなかった。
しかし、この「大豆ミートまん」を発見し、自称“肉まん通”としては、食べないわけにはいかないと思い、実食してみることに。
「大豆ミートまん」と「普通の肉まん」を徹底比較
内側の餡よりも、外側の皮の部分の量によっても変わってきそうだ。
なお、井村屋の公式のデータを調べてみると、以下のように公開されていた。
ただ、肝心なのは味だ。
「0カロリーのコーラは、コーラではない。カロリーこそが美味しさだ」
と持論を持つ筆者にとっては、カロリーを除いたことによる、おいしさの低下は納得ができない。
味の比較を早速やっていこう。ここからが本当の検証だ。
まずは、両商品を取り出してみる。
正直、どっちがどっちか全くわからない。
一応、左が「大豆ミートまん」で、右が「普通の肉まん」。
1コあたり28gほど、大豆ミートまんの方が大きいので、見た目としても少し大きめ。
もしかしたら、
温めたら、変わるかもしれない・・・
指定の方法で温めてみたところ、
ほぼ変わらない。大丈夫、予想はしていた。
本当に若干「大豆ミートまん」がふっくらしたかな…?というレベルです。
アハ体験にもなりません。
改めて伝えると、
左が「大豆ミートまん」で、右が「普通の肉まん」だ。
筆者は親から「何事もまずは、見た目から入る」と教わってきたため、この見た目が一緒ということはポイントが高い。
ただ、本題は味だ。見た目に騙されずに、肉まんを割ってみる。
はい!!
全然違うーーーーーー!
左の「大豆ミートまん」の餡の詰まり方がすごい。
皮よりも、餡の方が多いレベルだ。
このギッシリ感は食べ応えにもつながるためポイントは高い。
“人は見た目ではなく、中身”とよく言うが、肉まんも同じだ。
そして、こちらが「普通の肉まん」
大豆ミートの方を見てしまったせいか、ボリュームが少ないように見えてしまうが、ひき肉のゴロッとしたお肉の存在感はしっかりある。
見るだけで安心する“お肉感”である。
いつもありがとう。お肉。
果たして、「大豆ミートまん」と「普通の肉まん」の味の違いは‥
いくらカロリーや脂質が低い&コレステロール0で、いくら見た目が同じで、ボリュームがあっても…
肉汁感がない、美味しくなければ意味がない!
まずは、いつもの肉まんの味を感じるために「普通の肉まん」から。
・・・
安定のゴロッと押したお肉感!
少し甘めな味付けにプラスして、肉の甘みが加わって、普通に美味しい。
子供のころからよくおやつで食べていた“いつもの肉まん”という安心の味です。もはや、おふくろの味だ。
小ぶりなサイズ感なので、お子さんや、小腹がすいたときに1個食べたい肉まんだ。
口が「普通の肉まん」を覚えた状態で、「大豆ミートまん」を実食。
・・・
!!!!普通に「肉まん」だ!
大豆でお肉なんて表現できるわけないと思っていたが、見た目のテカリでもわかるように、お肉の脂ぽさはしっかりと感じられる。ただ、くどい脂ぽさではない。
そして、何より玉ねぎやタケノコの食感が“肉まん感”を出す、いいアシストをしてくれている。
すごくシンプルな表現をすると、「野菜たっぷりで
あっさりとした肉まん」。
改めて言うが、これは文句なしに「肉まん」だ。
100人に、「大豆ミートまん」を普通に食べてもらって、これが「大豆ミート」とわかる人は少ないはずだ。
それくらい、味の違いはない。
編集部の他のライター3人にも、商品名を伏せて食べてもらったが、全員がわからなかった。
本当に日本の技術力に脱帽だ。
そして、これまで「大豆ミート」に対して、懐疑的だった自分を悔いたいと思う。
いま、在宅期間が増えて、運動不足になっている人も多いと思うが、筆者のように、どうしても肉まんを食べたい!という欲が抑えられない人は、カロリー&脂質が低いのにウマい「大豆ミートまん」を一度食べてみることをお勧めする。
購入は、量販店、スーパー、井村屋ウェブショップ(https://www.imuraya-webshop.jp/)で出来るようだ。