色彩豊かで圧巻の桜が迎え入れてくれる【ダミアン・ハースト 桜】展でもう一度お花見ができちゃう!?

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出典: Instagram

2022年5月23日(月)まで開催されている「ダミアン・ハースト 桜」の展覧会。
ダミアン・ハーストとは、イギリスを代表する現代作家のひとりです。30年以上にわたるキャリアの中で、絵画、彫刻、インスタレーションと様々な手法を用い、芸術、宗教、科学、そして生や死といったテーマを深く考察してきた作家です。
春には満開の桜が咲く国立新美術館に、国内で初めてのハーストの大規模な個展が巡回します!
【ダミアン・ハースト 桜】
■会期:2022年3月2日(水)~5月23日(月) 毎週火曜日休館 
※ただし5月3日(火・祝)は開館
■開館時間:10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
■会場:国立新美術館 企画展示室2E (東京都港区六本木7-22-2)
■観覧料 当日(税込):1,500円(一般)、1,200円(大学生)、600円(高校生)
※中学生以下、障害者手帳をご持参の方(付添の方1名含む)は入場無料。
※購入方法や割引などの詳しい情報は、公式サイトをご確認ください。
■お問合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
ダミアン・ハーストは、19世紀のポスト印象派や20世紀のアクション・ペインティングといった西洋絵画史の成果を独自に解釈し、桜を色彩豊かでダイナミックな風景画として完成させました。
最新作である<桜>のシリーズは、2021年にカルティエ現代美術財団で世界で初めて紹介し、高く評価されました。
この展覧会のために、107点から成る〈桜〉のシリーズから作家自身が24点の大型絵画を選び、作り上げた展示空間になっているのだそうです。
大きいものでは縦5 メートル、横7メートルを超える画面に描かれた作品も展示されています。
大きな桜並木の下に立った時のように、幻想的な世界に導いてくれそうです。
圧巻されるような力を感じる作品で、細かい部分までずっと見ていたくなっちゃうかも。
近くで見るのはもちろん、遠くから全体を見たい作品です。
本物の桜の木かと思ってしまうようタッチで、枝や花びら1枚1枚にまで繊細さとこだわりを感じます。
2つの作品で1つの桜の大木のようにも見えます。
背景の水色が青空のようで、その中に咲き誇る桜は、見ているだけでもパッと気分が明るくなりそうです。
同じ絵でも受け取る人によって違うイメージや見え方になるかも。
同じ大きさの作品で、背景の色が対照的なのが印象に残る作品です。
同じ桜でも、受ける印象が変わる、桜の儚さも感じられるようです。
展覧会の奥のスペースには、作者のインタビュー映像があるので、どのような想いや方法で描かれたのかを知ることができるそう。
自分が作品を見て感じたことと照らしてみるのも良いかもしれませんね☺
本物の桜はもう散ってしまいましたが、ダミアン・ハーストの桜で「お花見」してみてはいかがでしょうか?
日本人の心を魅了する桜を、本物だけでなく、作品という形でも楽しめちゃう機会です。
どの作品が好きだったか、観覧し終わって感想を言い合う時間も満喫できそう。
四季の豊かさをぜひ感じてみて🌸